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中山・芝2000メートル(内回り)
コースの特徴
直線入口からスタートして内回りコースを1周、ホームストレッチを2回走る。ローカル競馬場の芝2000メートルと類似した形態だが、最大の違いはゴール前に急勾配の上り坂があるところ。スタート地点から1コーナーまでの距離は400メートルほどで、坂を上りながらポジション争いをする形になる。1コーナー半ばで最高点に達した後は、向こう正面にかけて下る。残り600メートル標識は3コーナー付近。スピードに乗ったまま小回りコーナーを走るため、馬群が膨らみやすく、外の馬は距離ロスが大きくなる。最後の直線は310メートルと長くないが、先行馬は序盤に脚を使うと再度の急坂で脚色が鈍り、差し馬の餌食になる。坂に負けないパワーと器用な脚が要求される。
有力馬情報
ホウオウビスケッツ
2024年夏の函館記念で待望の重賞タイトルを獲得。同年秋の毎日王冠で僅差の2着に入ると、前走の天皇賞(秋)では3着に好走して本格化を遂げている。有馬記念への出走がかなわず予定はスライドしたが、仕上げに抜かりはない。クリスマスパレード
開幕週で時計の出やすいコンディションだったとはいえ、昨秋の紫苑Sを1分56秒6のコースレコードで勝利。GⅠ初挑戦となった前走の秋華賞では勝ち馬から0秒5差の5着に健闘した。2025年はさらなる飛躍を期待したい。シンリョクカ
デビュー2戦目の阪神ジュベナイルフィリーズで2着に入って素質の片りんを示していたが、2走前の新潟記念で念願の重賞制覇を飾り、前走のエリザベス女王杯では4着に好走した。近況の充実ぶりは著しく、主役候補に挙げられる。リカンカブール
2024年の中山金杯では、好位のインに収まり4コーナーで馬場の中ほどへ出すと、鮮やかに抜け出して重賞タイトルを獲得した。前走のオールカマーでも勝ち馬から0秒2差の3着に好走。中山コースでは抜群の実績を誇っている。ボーンディスウェイ
3歳時の弥生賞ディープインパクト記念ではアスクビクターモア(その後菊花賞優勝)、ドウデュース(GⅠ5勝)に次ぐ3着に好走。キャリアを積むごとに地力をつけ、前走のオクトーバーS(リステッド・東京・芝2000メートル)を快勝した。重賞制覇へ機は熟した。アルナシーム
折り合い面など乗り難しさがあったが、経験を積むごとに競馬を覚え、2024年夏の中京記念で重賞タイトルを獲得した。2000メートルでの勝ち星はないが、母はシャフリヤールの全姉で、距離をこなせる下地はあると言えるだろう。パラレルヴィジョン
2024年のダービー卿チャレンジTで重賞初制覇を達成。続く安田記念以降は3戦続けて2桁着順に敗れているが、この中間は約2か月半の休養で立て直しを図った。調教では好調時と遜色のない動きを披露しており、変わり身が期待できそうだ。エアファンディタ
リステッド2勝の実績馬。トモの炎症で約10か月半の長期休養を余儀なくされて、復帰後の2戦はともに2桁着順に敗れたが、前走のチャレンジCで勝ち馬から0秒4差の3着に追い上げて、復調のきっかけをつかんだ。引用:J R A
一週前追い切りを独断と偏見で評価
好タイム馬
- エアファンディタ:助手騎乗ではあるが、基準値越えの好時計
- ジェイパームス:助手騎乗ではあるが、基準値越えの好時計
- シンリョクカ:調教師騎乗ではあるが、基準値越えの好時計
- セイウンプラチナ:助手騎乗ではあるが、基準値越えの好時計
- ディオスバリエンテ:助手騎乗ではあるが、基準値越えの好時計
- パラレルヴィジョン:助手騎乗ではあるが、基準値越えの好時計
- ボーンディスウェイ:木幡巧也騎手を背に基準値越えの好時計
- マイネルモーント:助手騎乗ではあるが、基準値越えの好時計
- ラーグルフ:助手騎乗ではあるが、基準値越えの好時計
最終追い切りを独断と偏見で評価
好タイム馬
- カラテ:松若風馬騎手を背に基準値越えの好時計
- カレンシュトラウス:助手騎乗ではあるが、基準値越えの好時計
- ボーンディスウェイ:木幡巧也騎手を背に基準値越えの好時計
展開予想
ペース M
逃げ ⑩⑱ 好位 ⑨⑮⑫⑯
中位 ⑤一団 後方 ⑪⑧
重い斤量のホウオウは競り合いを避けたい。セイウンの出方次第。クリスマスは絶好位。ボーンも差がない位置に。前残りがあるが、ショウナンの差しを警戒。
引用:競馬ブック
勝負馬券
メモ
連続騎乗でオッズ1桁は、買い目に入れるべき